トレーニング

「トレーニングのやる気が出ない」を解決します

ほし

こんにちは!
元警察官パーソナルトレーナーの星 聖也です。

この記事では「トレーニングのやる気が出ない時はどうする?」を解説していきます!
トレーニングをしたいはずなのにやる気がでなくて行けていない方に読んで欲しい記事なので是非最後までご覧ください!

トレーニングを始めると突然「それ」は訪れる

新年度が始まってもう2か月が経ちました。
新生活や環境の変化も落ち着つき、夏に向けての身体づくりのためにトレーニングを始めた方も多くいらっしゃるかと思います。

そんな初心者トレーニーを襲ってくるのが妖怪・治無震土居(ジムしんどい)です。
多分この時期は彼奴らが多く出てくるので、目標のために即刻払う必要があります。

それでは、まずトレーニングのやる気が出ない理由を探っていきましょう。

やる気が出ないのは当たり前

前提として、トレーニングのやる気が出ないことは当たり前のことです。
人はそれぞれルーティンに従って行動したくなるもので、準備や(ジムの場合)行き来を含めて1~2時間はかかるであろうトレーニングを始めることは専らルーティンブレイカーと言えるでしょう。また、新しいことを始めたり、経験したりすることが好きな人であってもやる気が出なくなることが殆どです。

僕もトレーニングを始めて3か月後に一度燃え尽きて、そこから2か月ほど止めていた時期がありました。これは誰にでもあることなので、気にする必要はありません。

やる気が出ない理由とその解決策

ここから本題に移ります。やる気が出ない理由には、やってみて初めて分かる”何か”があるのですが、それらを含めて解決策と共に解説していきます。

効果が実感できない

始めたはいいものの、効果が実感できなければ楽しくなくなってくるものです。
一生懸命やっているのに結果が出ないと虚無になってきてしまいますよね…。

やり方を学ぶ・教わる

これはシンプルに自分の目的に合ったコンテンツや指導者(トレーナー等)を見つけて、正しいやり方で行うようにしましょう。身体とは、とにかく頑張れば変わるものではなく身体の仕組みに沿ったメソッドが少なからず必要になるので学ぶ・教わることは非常に重要です。

「自分に合った」というのはダイエットかバルクアップかといった目的もそうですが、相性も重要だと考えています。見ていてor教わっていて違和感を感じないコンテンツや人を選びましょう。

また、身体が変わる目安として約3か月で全身の細胞が入れ替わるとされています。始めて1か月で変化がなくても焦る必要はありません。

1人でやるのがしんどい

僕のように1人で黙々とやるのが好きな人がいれば、誰かと話したりやり方や成果を共有しながらやりたい方もいらっしゃいます。後者の場合、家や自宅で1人で取り組むのはモチベーションに欠けてしまう場合もあることでしょう。

誰かとやる・コミュニティをつくる・SNSにあげてみる

そんなあなたは、トレーニングをしていることに共感してくれる人がいれば良い刺激になるでしょう。トレーニン仲間を職場やSNS上で募って話し合ったり、或いは合トレが出来れば考えただけで楽しくないでしょうか。

また、トレーニングをしていることに対して内心褒めて欲しいというパターンもあるでしょう。その場合はトレーナーをつける、SNSにトレーニング報告や動画をあげるなどがおススメです。Threadsあたりはこの使い方に向いていると思います。

他にやること・やりたいことがある

他の趣味や家事などの日常生活で他にやること・やりたいことがあって筋トレに着手する気になれない場合もあります。僕も休日にゲームに集中している時はジムに行くのが少し億劫になったり、このように記事を書く時は腰が重いことも結構あります。

手をつけることが大事

これらのことを無視してまでトレーニングする必要はありません。
やるべきこと・やりたいことはしっかりやるべきですが、あなたに叶えたい目標があるならトレーニングもまたやるべきことであり、やりたいことのはずです。

大事なのはまず手をつけることです!後述しますが、トレーニングのために何時間も予定を割く必要はないので1種目でも、1セットでもいいので手をつけてみましょう。すると「今の自分、頑張ってるじゃん!」とやる気になるものです。

時間管理がきつい

シンプルに多忙で、トレーニングやその準備に時間を費やせない人もいらっしゃるでしょう。実際、トレーニングに何時間も費やす人がいるという話はよく耳にしますが、それを聞くとスケジュールに余裕のない方はトレーニングの習慣をつけるのは難しく感じるかもしれません。

筋トレは週1回1時間以内でも十分

厚生労働省によれば、成人の運動習慣は息が弾み汗をかく程度の運動を60分/週で行うことが推奨されています。

厚生労働省
「健康づくりのための身体活動・運動ガイド 2023(案)」
https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/001171393.pdf

つまり、運動習慣の観点でみれば週1回、1時間ハードなトレーニングができれば十分ということになります。もちろん、ダイエットやバルクアップの効果をより期待するのであればそれ以上の頻度が望ましいですが、まずは休日の1時間から始めて、慣れてきたら平日でも1時間…何なら30分でもやってみてはいかがでしょうか。

僕もトレーニングを始めて1~2年の頃は1回2~3時間ほどかけていましたが、今はメニューにもよりますが1回45分~1時間20分程度です。トレーニングはやればやるほどいいものではなく、意外と時間をかけなくて良いものです。

単純に好きになれない

最後に、単純に運動が嫌いでトレーニングも好きになれないので続かないケースです。特に習い事や部活動でのスポーツ経験がない方に多く、嫌いというよりは運動そのものへの苦手意識が強くなっている状態です。

目的の先の”野望”に気づいて!

嫌いなものを続けることは紛れもなく努力が必要なことで、どのケースよりもハードルが高く見えるかもしれません。そんな時は、何でトレーニングを始めようと思ったのかを今一度思い出してみてください。あなたはどんな自分になって何がしたいでしょうか?

浮かばなければ今考えましょう!魔法か何かでどんなあなたにでもなれると言われたらどうなりたいですか?そのあなたは今のあなたに何と声を掛けるでしょうか?

やる気が出ないのは寧ろ良性反応

最後に僕の個人的な意見を一つ。
やる気が出ないことは悪いことだというイメージがありますが、トレーニングのやる気が出ないことは寧ろ良性反応だと考えています。

やろうとする意志がなければ「やる気が出ない」という状態にすらなり得ません。例えば、僕はパチンコをやったことがないのですが、そもそもパチンコをやりたいと思ったことがないのでやる気を出す出さないの話ではないのと同じです。

やる気が起きないのはやりたくないのではなく、不明不安が後ろ髪を引いているだけなのです。それさえ見つけ出せて解決すれば、きっと続けられるはずです。

まとめ

今回は「トレーニングのやる気が出ない時はどうする?」について解説しました。
以下、内容のまとめです。

  1. 前提として、ルーティンにないこと始めてやる気が出ないのは当たり前なので気にしすぎる必要はない。
  2. 効果がでなくてやる気が出ない場合は、自分に合った指導者やコンテンツを探して教わったり学ぶことが解決策になる。
  3. 1人でやるのがしんどくてやる気が出ない場合は、成果や情報を共有できる仲間をつくったり、SNSに自分のトレーニングについての投稿をあげみることが解決策になる。
  4. 他にやりたいこと・やるべきことがあってやる気が出ない場合は、まずは少しでもいいのでトレーニングに手をつけてみることが解決策になる。
  5. 時間管理がきつくてやる気が出ない場合は、休日に週1回1時間からで十分なので短時間で始めてみることが解決策になる。
  6. 単純にトレーニングが好きになれなくてやる気が起きない場合は、自分がトレーニングを始めようと思った理由(野望)を思い出し、叶えた先の自分なら今の自分にどう声を掛けるのか考えてみることが解決策になる。
  7. やる気が出ないことは寧ろ良性反応で、やりたいけれどそれ以上の不明不安要素があるだけに過ぎない。それが解決できれば長続きさせることができる。

以上です!
これからも皆さんのフィットネスライフに役立つ記事を投稿して参ります!
また、各種SNSでも情報発信をしているので是非ご覧ください!

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ほし

最後までのご閲覧ありがとうございました!


ABOUT ME
いってつ
埼玉県で活動している現役パーソナルトレーナー。大学を卒業し、警視庁の警察官として4年半勤務。トレーニングを通じて人々を幸せにしたい思いから退職し、VALXトレーナースクールでトレーナーとしての基礎を磨き、令和6年4月からパーソナルトレーナーとしての1歩を踏み出す。